中古車の店舗買取と出張買取って?車買取の方法の違い
車買取の方法は2つある
自動車を買い取ってもらう方法は店舗買取と出張買取があります。車を買い取ってもらう点では同じですが、方法が異なるため注意が必要です。
現在はインターネットから自動車の見積りを申し込めますが、車査定のサイトに参加している業者のほぼ全てが出張買取を行っています。ただし、近隣に中古車の買取店がある方なら店舗買取も選択肢に入るでしょう。
お店で自動車を売る店舗買取
店舗買取は、売りたい車を買取店へ直接持ち込んで査定してもらう買取方法です。中古車の販売店や買取の専門店などへ持ち込み、その場で査定を受けることになります。
書類さえ揃っていれば即日買い取ってもらえるのが特徴で、すぐ現金が必要な方、その日のうちに売りたい方には向いた方法と言えます。
しかし、近所にお店がなければ持っていく時間がかかる上、競合店が少ない地域では買取金額が相場を大きく下回る場合も珍しくありません。
時間をかけてでも高く売りたい方には向いていない方法と言えるでしょう。また、買取後は自宅まで帰宅する手段が必要になるなど、出張買取とは異なる欠点もあります。
業者が直接来る出張買取
もう一つの出張買取は、車買取の業者が自宅や車の保管場所まで直接査定に来る買取方法です。こちらから出向く必要はなく、指定した日に買取業者が来るのを待つだけで良いのが利点です。
特にネット上から買取を申し込める業者の場合、ライバルが多いことから、相場以上の値で売れることもあります。時間をかけても高値で売却したい方なら出張買取が最適でしょう。
ただし、業者が買取に来るまで時間がかかるため、自動車を手放すまでに最低数日はかかります。その日のうちに売ることが非常に困難なため、すぐ手放したい方には向いていません。
逆にこちらの都合の良いタイミングを選べるため、忙しい方でも時間がある時に売却できるのが強みです。
選ぶなら出張買取にしよう
もし店舗買取と出張買取で迷った時は出張買取を選びましょう。店舗買取は安く買い叩かれるリスクが高く、買取店まで車を運転しなくてはいけません。走行距離が若干伸びてしまうこともネックと言えます。
出張買取なら業者が来るのを待つだけで良く、自分の都合が良い日時を選べます。買取当日までに書類を準備すれば済むため、時間も有効活用できるでしょう。
見積りから売却までに最低数日は必要ですが、高値売却も難しくありませんので、悩んだ時は出張買取がおすすめです。