車買取に影響?中古車を売るなら走行距離と年式に要注意
買取価格に影響する走行距離と年式
自動車の買取価格は買取業者により異なりますが、査定額を決定する上で重要な要素となっているのが走行距離と年式です。
車査定を申し込む時には走行距離・年式の情報が必要ですが、車買取業者はこの2つをもとに大まかな見積りを出しているのです。
走行距離と年式は非常に大切ですので、愛車を高く売りたいなら早めに売ることも検討したほうが良いでしょう。
走行距離は少ないほど良い
中古車の買取価格を大きく左右するのが走行距離です。走行距離は少ないほど高く売れるため、売却前は極力走行距離を増やさないよう工夫が必要になります。
同じ年式の中古車でも走行距離が1万キロと3万キロの車両があれば、前者のほうが査定額は高くなります。特に10万キロを超えた過走行車はほとんど値がつかないため、走行距離が増える前に売却することも検討が必要です。
年式は新しいほど高値になる
また、走行距離と同様に年式も買取価格に影響します。全ての自動車は1月を超えるといっせいに年式落ちとなり、買取相場が数割下がる場合もあるのです。
人気モデルを除き、買取価格に大きな影響を与えますので、年式落ちしてしまう前に業者の査定を受けるか、売却を済ませたほうが良いでしょう。売りたい車が不人気車の場合は特に影響を受けるため、年式には注意しておく必要があります。
影響を受けない例外もある
ただし、すでに生産が終了している一部希少車や、クラシックカーなどの例外も存在します。これらは中古車市場で出回っている車両数が少なく、年式や走行距離の影響をほとんど受けないのです。
エンジンなどの状態は査定に影響しますが、走行距離や年式は気にせず売却できるでしょう。希少車やクラシックカーは欲しがるユーザーが限られている一方で、購入時に年式・走行距離を気にしない場合が多くなっています。
こうした事情から買取価格に与える影響が限定的で、査定ではエンジンや車両の状態が重視されています。10万キロ以上走行した車や数十年落ちの車でも、希少車などに該当すれば高値で売れる可能性があります。
早めに車査定を受けよう
しかし、走行距離と年式の影響を無視できるのは一部の希少車・クラシックカーに限られるため、通常は走行距離などを考慮する必要があります。
もし売却で迷っている方は、まず車査定を受けてみると良いでしょう。迷っている間に車の買取相場は下がっていく可能性もあります。なるべく早く売るようにしましょう。