中古車の車買取は時期で見積り結果が変わります。高く買取ってもらえる自動車車査定の時期はいつ?
車を売るなら時期についても考えよう
自動車買取り業者が車査定で決める金額は、そのときの相場がどれくらいなのかによって決まります。そこから車の状態などを考慮し、アピールポイントがあるのか(オプションが揃っているのか)などもチェックされていくのです。
この相場を決めるのは、市場でどれだけの需要があるのかです。いくら良い自動車だとしても、それが売れなければ商品としての価値はありません。コレクションではなく、あくまでも売るために自動車を買取ってくれているのですから、これは当然のことと言えます。
そうなると気になってくるのが、1年を通してどの時期が車査定を受けるときにベストなタイミングなのかです。これを意識することによって、見積書の金額も大幅にアップすることがあります。
狙い目は2〜3月
中古車の買取り査定額が上がるためには、市場全体で自動車が求められている時期でなければなりません。そこで狙い目は2〜3月ということになります。
なぜこの時期なのかというと、春に向けて自動車を買う人が多くなることや、3月はディーラーの決算月になるので、そこで一気に動きがあるためです。
また各自動車メーカーが新車の発売をしたり、マイナーチェンジモデルを市場に出したりするのもこの時期なので、こちらも中古車の査定額に影響が出てきます。
次に狙い目なのは、夏や冬のボーナスが出る1月下旬と8月下旬です。ボーナスが出たから車を買うという人は多く、新車がたくさん売れる時期になりますが、新車だけではなく中古車もたくさん売れる時期になります。
これだけ多くの需要が見込まれる時期なのですから、商品をたくさん仕入れるためにその直前時期には買取り業者も力を入れてきます。
できるだけ多くの車を仕入れておきたいという需要があるため、査定額もなかなか良いものになってくれることが多くなるのです。
逆にこの時期を逃すと、査定額も厳しいものになってしまうことが多いので、見積りを出してもらうときにはどのタイミングが良いのかを意識してみてください。
急いでいる人には使いづらいところにも注意
いつ車を売ろうか迷っている人なら、時期による査定額の変動は絶対に活用したい方法です。しかし誰もがこんなに余裕があるわけではなく、すぐに車を手放す必要がある人もいます。
その場合はこのテクニックを使えないので、ほかのテクニックを使って買取り額を上げられるようにしましょう。
中古車買取り査定の見積りは、テクニック次第で10万円以上の差がつくものなので、使える方法があれば積極的に取り入れてみてください。